ICL手術の期間

ICL手術について、手術までの準備期間や当日の流れや所要時間のほか、アフターケアやICLの耐用年数について解説。また、長期使用の安全性やリスクへの対策などについても紹介します。

ICL手術の準備から
回復までのスケジュール

手術前の準備にかかる期間

ICL手術は、初診から手術当日まで2週間以上かかることがほとんどです。中でも、ICLが適応になるかどうかを判断するための適応検査の項目は多く、入念に行うため時間がかかります。また、医師によるカウンセリングや説明、注意点などについては、患者が納得するまで行われることも。

さらに、眼の状態に合わせたレンズをオーダーメイドで準備する必要があるため、在庫状態にもよりますが、1~3ヵ月程度かかることもあります。

手術当日の流れと所要時間

手術当日は、まず瞳孔を広げる点眼薬を使用して手術前検査を行います。何度かに分けて点眼した後は、点眼麻酔と眼の消毒を実施。ここまでに約1時間30分かかります。

手術は、眼を閉じないように開瞼器を使用して目を大きく開いて実施。手術時間は両眼でも20~30分と短く、手術後は院内で安静にしたのちに、検査、医師による診察を行い、問題がなければ帰宅することになります。

手術から視力安定までの目安

手術直後から視力改善を体感することはできますが、ややぼんやりした見え方になり、光のにじみやまぶしさを感じることもあります。また、個人差はありますが、最終的に視力が安定するのは、ほとんどの場合、手術翌日から数日以内です。

眼の状態が完全に落ち着くまでは約1ヵ月間の点眼加療が必要です。また、切開した創口が治癒するまでには2~3ヵ月程度かかります。

手術自体は短時間で済みますが、クリニックごとに検査の進め方やレンズの準備期間、スケジュールなどに違いがあります。

このサイトでは、東北エリアでICL手術を実施しているクリニックの情報をまとめているので、ご自身に合ったクリニックを比較してみましょう。

仙台・福島・いわき・山形のICLクリニックを比較
東北で自分に合った1院を見つける

ICL手術後の検査やアフターケア

術後1週間〜3ヶ月の通院スケジュール

術後は、眼の安全や視力の安定性を確認するために、定期的に検査を受ける必要があるため、手術当日から約3ヶ月間は通院しなければなりません。手術翌日の検診の後は、1週間後、1ヵ月後、3ヵ月後をめどに検診を受ける必要があります。

そのほか、6ヵ月後、1年後の検診、1年後以降の年1回以上の定期健診を推奨しているクリニックもあります。

術後の生活で気をつけたいこと

術後すぐは、点眼・内服薬を医師の指示通りに使用し、炎症や感染症を防ぐため、眼を触らないようにする必要があります。また、手術当日は洗顔や洗髪、シャワーも控えなければなりません。さらに、デスクワークのような軽度の仕事も手術当日・翌日は控えるようにしましょう。

3日目からは、飲酒や軽い運動も可能ですが、スポーツや旅行などは2~3週間後が目安となります。また、車やバイクなどの運転は、眼鏡の度数などの調整が必要となる場合があるため、医師への相談が必要です。

異常が起きたときの相談方法

ICL手術後に、痛みや見え方の違和感など、何らかの異常がみられる場合には、ICL手術を受けたクリニックに相談するようにしましょう。トラブルをそのまま放置すると、状態が悪化して治療にも時間がかかることになります。

「度数が合わず視力が低下した」「異物感やしみる感じなどの症状がある」など、異常の状況によって、対処療法を行うほか、場合によってはICLの交換手術を行うこともあります。

ICLの耐用年数

レンズの耐久性と基本寿命

ICL手術で使用される眼内コンタクトレンズは、耐久性や生態適合性に優れた素材からつくられています。一例として、コラマーという素材でできているStaar社製のレンズは、柔軟性にも優れており、厚生労働省の認可も取得。基本的にレンズに寿命はなく、半永久的な使用にも問題はありません。

レンズ自体が眼の中で破れる心配もなく、基本的にメンテナンスや交換の必要もないため、長期間入れっぱなしにすることができます。

レンズ交換が必要になるケース

眼内コンタクトレンズは、基本的にレンズの交換は必要ありませんが、視力の変化や眼の病気により、レンズ交換・取り外しが必要となる場合があります。

術後に近視などの度数や視力が大きく変化すると、レンズが合わなくなり良好な視力が得られなくなります。また、術後に白内障や緑内障などの眼の病気を発症して治療が必要となる場合には、レンズの取り外しが必要です。

老化・眼の病気との関連性

眼内コンタクトレンズは、半永久的な使用が可能ですが、年齢や眼の病気との関連性があります。ICL手術の年齢上限は定められてはいませんが、45歳以降には老眼、50歳以降では白内障など、老化に伴う眼疾患のリスクが高まるため、45歳以上の手術は推奨されていません。また、ICLで老眼を治療することは不可能です。

ICLは可逆性に優れ、レンズを取り出して元の状態に戻せることもメリットですが、加齢とともにレンズを取り出す際にも一般的な合併症リスクが高まる可能性があります。

ICL長期使用の安全性

長期間装着しても負担がかかりにくい理由

ICLは、耐久性、生体適合性ともに優れた素材からできた眼内コンタクトレンズを使用するため、長期間装着しても安全性を担保することができます。

一般的なレンズの素材であるコラマーは、コラーゲンとHEMA(ヒドロキシエチルメタクリレート)の共重合体素材であり、経年劣化や変質の可能性が低く、数十年以上にわたって安定した耐久性があります。

長期使用に伴うリスクと対策

ICLは、長期使用に伴い、老化による白内障や緑内障の発症リスクのほか、眼圧上昇、眼内炎などの合併症リスクが高まる可能性があります。

長期使用に伴うリスクへの対応には定期的な検診が不可欠です。術後、定期的に受診して医師に眼の状態を確認してもらうことにより、早期発見・早期治療が可能に。特に、白内障や眼圧の変化についてのフォローは重要です。

安全性を保つための検診頻度

術後、3ヵ月間はクリニックから提示される検診スケジュールで受診することになります。しかし、安全性を維持するための検診として、術後6ヵ月検診のほか、少なくとも1年に1回は定期健診を受けることが推奨されています。

検診は、術後の経過観察とともにトラブルの有無の確認、ICLの状態や他の眼の病気の早期発見などを目的としています。

当サイト掲載の医療行為(ICL手術)について
  • ICL手術に通常必要とされる治療内容
    ・手術前:適応検査、術前検査
    ・手術当日:ICLの挿入手術
    ・手術後:検査・診察
  • 治療期間・回数:10分程度の日帰り手術(1回)
  • 標準的な費用:約600,000円〜700,000円程度(※当サイト掲載クリニックの情報をもとに編集チームが独自算出)
  • 主なリスクや副作用
    ・夜間の光のにじみやまぶしさ(ハロー・グレア)
    ・術後の細菌感染による眼内炎症

本サイトの情報は一般的な医療知識の提供を目的としており、医師による診断・治療の代わりとなるものではありません。
実際の手術可否や対応方針については、必ず医療機関にてご相談ください。

東北でICLを受けるなら信頼できるクリニック5選

ICLの昨年実績は1,000件超※1
眼内手術専門のクリニック

ASUCAアイクリニック
022-796-5100
ASUCA手術室 引用元HP:ASUCAアイクリニック
https://asuca-eye.com/about.html
  • 仙台

アクセス:JR仙台駅 徒歩2分

※2024年1月~12月の実績:1,048眼(2025年3月調査時点)

長年にわたりICLを提供する
信頼と安定の老舗クリニック

佐藤裕也眼科医院
0120-584-049
佐藤裕也眼科白内障などの手術室 引用元HP:佐藤裕也眼科医院
https://sendai-lasik.jp/introduction/
  • 仙台

アクセス:地下鉄五橋駅 徒歩3分/JR仙台駅 徒歩10分

全国展開する
医療グループならではのICL治療

アイケアクリニック福島院
024-526-0006
アイケア福島医療機器 引用元HP:アイケアクリニック福島院
https://eye-care-clinic.jp/fukushima/about
  • 福島

アクセス:JR福島駅 徒歩3分

駅直結・土曜・祝日診療ありの
通いやすいICLクリニック

えきポレ眼科クリニック
0246-23-3001
えきポレ手術室 引用元HP:えきポレ眼科クリニック
https://ekipole-eye-clinic.com/clinic/
  • いわき

アクセス:JRいわき駅 徒歩3分

入院設備完備、
地域に根ざしたクリニック

山形眼科
023-626-0020
山形眼科検査室 引用元HP:山形眼科
https://www.yamagata-eye-dental.com/eye
  • 山形

アクセス:山交ビルバスターミナル 徒歩2分

■ 調査対象・選定基準(2025年2月21日・3月5日調査)
以下のキーワードでGoogle検索を実施し、公式サイト上にICL対応の明記があった東北エリアのクリニックの中から5院を厳選しています。
使用KW:「東北 ICL」「青森 ICL」「岩手 ICL」「山形 ICL」「宮城 ICL」「福島 ICL」