ICLのリスクと副作用
ICL手術のリスクや副作用の実際とリスクを最小限に抑えるための対策について解説。また、失敗したケースやICLを後悔している人の声を通して、その原因や対策、リスクへの向き合い方についても紹介します。
ICL手術のリスク
感染症や炎症のリスク
ICL手術では、数ミリ程度ですがレンズを挿入するために切開する必要があります。そのため、切開した部位が治癒する過程において、傷口から細菌が侵入して炎症や感染症を起こす可能性が。また、侵入した細菌の種類によっては、強い炎症が起こって、点滴や手術による治療が必要になる場合もあります。
手術後2週間程度は、汚れた手で目をこすったり触ったりしないように、また、不特定多数の人が出入りするプールや温泉などの公共施設の使用は控えるようにしましょう。
レンズの位置ずれ・眼圧上昇
眼内コンタクトレンズは、虹彩と水晶体の間に固定されるため、衝撃などによりレンズがずれるということはほとんどありません。ただし、稀に目の外傷や強い衝撃により、レンズの位置がずれてしまうことも。その場合は、レンズの再固定をすることで元の状態に戻すことが可能です。
以前は、眼内コンタクトレンズが眼の中を循環する房水の流れを妨げることにより、眼圧が上昇し低い確率で緑内障が起こることがありました。しかし、現在では房水の流れを確保するために穴があけられたホールICLを使用することにより、問題が解消されています。
白内障・緑内障のリスク
眼内に人体にとって異物となるレンズを挿入、固定する手術となるため、白内障や緑内障、角膜内皮障害などのリスクが全くないわけではありません。
ICL手術では、白内障や緑内障などの合併症のリスクは少ないとされていますが、発症ゼロではありません。そのため、リスクについて医師から事前に十分な説明を受けて納得した上で施術を受けることが大切です。
リスクを最小限に抑えるための対策
感染症やレンズの位置ずれ、白内障・緑内障などの合併症のリスクを最小限に抑えるためには、適切な診断と選択、徹底した検査と高度な手術技術、定期的な検査とアフターケアが必要となります。そのためには、手術実績が豊富なICL認定医など、信頼できる専門医によく相談し、眼の状態などからICL手術が適切かどうかを判断することが大切です。
ICLのメリットだけでなく、デメリットやリスクについても十分に理解し、対策することにより、リスクを最小限に抑えて手術を受けるようにしましょう。
ICL手術にはリスクも伴いますが、事前にしっかり相談・検査を受けることで多くの問題は予防できます。東北エリアで信頼できるICL対応クリニックをリストアップしていますので、まずは情報収集からはじめてみましょう。
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ICLの副作用
術後に起こりうる一時的な副作用
術後すぐは、かすみ目やぼやけ、眩しさや異物感、充血、光のまぶしさなどの一時的な副作用が生じることがあります。ただ、これらの症状は術後1週間程度で改善することがほとんどです。
稀に、黒目と白めの境を切開することにより、結膜下出血が生じることもありますが、この出血も1~2週間で自然に吸収されます。また、手術の侵襲により、一時的に角膜が浮腫を起こして濁る一過性角膜浮腫が起こることも。しかし、これもほとんどの場合、術後1週間程度で改善されます。
ドライアイや光のにじみ
ICL手術では、ごく小さな角膜切開となるため、涙の分泌量には影響しないとされています。そのため術後、一時的にドライアイになっても改善されるでしょう。ただし、ICLによってドライアイが改善することもないため、もともとドライアイの症状があった人は対策が必要です。
術後は、軽度のハロー・グレアが見えることもあります。これは、暗いところで光がにじんで見えたり、光の周囲がぼんやり見えたり、光にまぶしさを感じたりする現象のことです。特に夜間に見えやすいものですが、ほとんどの場合、術後1ヵ月程度で気にならなくなるでしょう。
慣れるまでの期間と対応策
ICL手術後、日常生活に完全に支障がなくなるまでの期間は、個人差もありますが約1ヵ月です。それまでは、ハロー・グレアや異物の違和感などがありますが、徐々に慣れていきます。
術後しばらくは、感染症の予防や炎症を抑えるため、処方された点眼薬を欠かさず使用するようにしましょう。また、デスクワークであっても手術当日、翌日は控えるとともに、洗顔や洗髪、シャワーや入浴が可能な期間になっても目元が濡れないように注意することが大切です。さらに、術後のケアを怠らず、医師の指示に従うことによって合併症やリスクを予防することができます。
副作用が長引く場合の相談先
副作用は通常、一時的なものですが、副作用が長引く場合は、ICL手術を受けた眼科クリニックを受診、相談するようにしましょう。副作用が長引いている場合は、その原因や対処法について相談することができ、適切な治療を受けることができます。
ICL手術での失敗例
見え方に違和感が残ったケース
術後、一定期間が経過してもぼんやりとした視界、光のにじみなど、見え方に違和感が残ったケース。そのほか、度数を高く矯正し過ぎた場合、過矯正になることも。過矯正になると眼精疲労や頭痛、吐き気を伴うことがあります。
レンズサイズの不適合
眼内コンタクトレンズのサイズが眼に合わなくてレンズのずれや回転が起こってしまったケース。眼内コンタクトレンズは、オーダーメイドで製作されますが稀に合わないことも。その場合は、期待していたような見え方にならない可能性があるほか、眼圧の上昇や乱視軸のずれなどのリスクがあるため、再手術が必要になります。
術後トラブルの放置による悪化
術後、合併症や後遺症、見え方の違和感など、トラブルを放置することで眼の状態が悪化したケース。術後、一時的にさまざまな副作用が生じることはありますが、稀に長引く場合も。一時的なものだからと自己判断することで放置して状態が悪化し、点滴、レンズの取り出しや再手術が必要となることがあります。
失敗を防ぐためにできること
ICL手術にリスクはつきものですが、失敗を防ぐためにはICL認定医が執刀する信頼できる医療機関で相談、検査、手術を受けることが重要なポイントです。ICLは、レーザーではなく手技で執刀医が直接行う工程が多いため、執刀医の技術によって結果が大きく変わります。
そのほか、手術である以上リスクゼロとはならないため、事前にデメリットやリスクを理解しておくことも大切です。
ICL手術で後悔している人の声
手術中に痛みがあった
ICL手術は基本的に局所麻酔を使うので、手術中に痛みを感じることはほとんどありません。でも、麻酔が効きにくかったり、患者の反応を無視して手術が進んでしまうケースも……。
患者Nさん(女性)は麻酔が効かないまま手術が始まり、途中で強い痛みを訴えたものの、そのまま進められてしまったとか。これは医師の対応が不十分だったと言えます。
暗い状況で発光体が二重に見える
icl手術で視覚障害が起きる特定条件は、夜間など周囲が暗い状況で発光体を見たとき。下方向にその発光体が薄っすらと二重に見える。#icl #眼内コンタクトレンズ #視覚障害
— InR26 (@in_r26) February 2, 2020
見えにくく表情が変わったと言われる
一年半経った今は眼痛のみが残っており、近くを見ようとすると眼のまわりがギュッと押し潰されるような感覚になり、目をしっかり開かなければ暗く見えにくく、そのような表情になると顔は強張り、周りからは顔がかわったと言われることが少なくありません。
参照元:Yahoo!知恵袋(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12268545972)
まとめ
ICLのリスクや副作用、失敗例やネットに寄せられるICL手術を後悔している人の声などについて紹介しました。ICLに限らず、手術にはリスクはつきものであるため、避けるよりも正しく向き合う姿勢が大切です。
後悔している人の多くは、十分な説明を受けずに手術を決めてしまったり、術後のトラブルを相談することなく放置してしまったりするケースがほとんどです。
リスクやデメリットについて十分に理解、納得して決断するために、まずは相談から始められるクリニックを見つけてみてください。
当サイトでは東北でICLが受けられるクリニックを徹底調査し、比較表にまとめていますので、参考にしてください。
- ICL手術に通常必要とされる治療内容
・手術前:適応検査、術前検査
・手術当日:ICLの挿入手術
・手術後:検査・診察 - 治療期間・回数:10分程度の日帰り手術(1回)
- 標準的な費用:約600,000円〜700,000円程度(※当サイト掲載クリニックの情報をもとに編集チームが独自算出)
- 主なリスクや副作用
・夜間の光のにじみやまぶしさ(ハロー・グレア)
・術後の細菌感染による眼内炎症
本サイトの情報は一般的な医療知識の提供を目的としており、医師による診断・治療の代わりとなるものではありません。
実際の手術可否や対応方針については、必ず医療機関にてご相談ください。
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