ICLとオルソケラトロジーの違い

視力回復治療法であるICLとオルソケラトロジーには、どのような違いがあるのかについて解説。また、それぞれの違いが一目でわかる早見表のほか、メリットやデメリットについても詳しく紹介します。

【早見表】ICLと
オルソケラトロジーの違い

ICL オルソケラトロジー
治療の方法 眼内コンタクトレンズを眼の中に埋め込む 特殊なコンタクトレンズを装着
手術の有無
視力の安定性 半永久的に安定性が高い 一時的な矯正であるため不安定
可逆性(元に戻せるか)
対応できる近視の程度 -3.0D〜-18.0D(※₋15.00D以上は慎重対応) おおよそ-4.00D程度
日常の快適さ 脱着の必要がない 就寝時、起床時の脱着が必要
安全性・リスク 副作用・合併症などのリスクあり コンタクトレンズと同様の合併症が起こる可能性あり
費用の目安 両眼で45万~80万円程度 両眼で16万~18万円程度(1年ごと)
対象年齢の傾向 18歳以上 6歳以上の子ども
メンテナンス性 レンズ交換などメンテナンスの必要なし 装用前後のレンズケアが必要

ICLとオルソケラトロジーの
見え方の違い

ICL

ICLは、角膜の形状を変更するのではなく、眼の内部にレンズを挿入することにより、近視や遠視、乱視などを矯正する治療法です。そのため、手術後は通常、立体感のあるクリアな視界を得ることができ、視力の安定性が高く、歪みやブレが少ないことが特徴です。また、視力の改善が恒久的であり、とても自然で快適な視界を得ることができます。

オルソケラトロジー

オルソケラトロジーは、専用の特殊ハードコンタクトレンズを装着して就寝中の角膜を矯正することにより、近視や乱視などの日中の裸眼視力を改善する治療法です。視界は通常、明確で鮮明ではありますが、ICLと比較すると若干の歪みやブレが生じる場合もあります。

特に、夜間や疲れているときに視界がぼやけることがあるかもしれません。また、視力改善は一時的なものであるため、レンズを装着しないと視力が戻ってしまいます。

ICLとオルソケラトロジーの
適応条件の違い

ICL

近視、遠視、乱視の矯正が必要な
18歳以上であること

近視や遠視、乱視の矯正を必要とする18歳以上が対象です。また、未成年の場合は保護者の同意が必要となります。

近視度数が₋3.00D~₋18.00Dまで(※₋15.00D以上は慎重対応)であること

レーシックでは適応外となる強度近視にも対応することができます。

角膜の厚みや形状は問わない

角膜を削らないため、角膜が薄かったり、角膜形状に異常があったりする人でも適応可能です。

眼疾患がないこと

緑内障、網膜疾患、白内障などの眼疾患がある場合、ICL手術の適応外となることがあります。

手術に対する適切な理解を得られること

外科手術であるため副作用やリスクを伴います。事前にリスクやデメリットをよく理解し、納得したうえで手術を受けることに同意することが条件となります。

オルソケラトロジー

近視・近視性乱視の矯正が必要な
6歳以上であること

近視、近視正乱視の矯正を必要とする6歳以上が対象で、特に子供の近視進行抑制に効果が期待できます。

軽度から中程度の近視であること

主に軽度から中度の近視(おおよそ-4.00D程度)に効果的であり、高度な近視や遠視には効果が薄くなる場合があります。

角膜の形状が比較的良好であること

角膜の形状を変えることによって視力を矯正するため、角膜に異常がある場合や不規則な形状の角膜の人には適応が難しいことも。一般的に角膜が健康である程度の平坦さが必要となります。

眼疾患がないこと

ICLと同様に何らかの眼疾患を有している場合、適応外となることがあります。

日常的なケアやメンテナンスができること

レンズの装着やメンテナンスが重要となるため、定期的なレンズの脱着、レンズの手入れなどができる人が対象となります。

ICLとオルソケラトロジーの
メリット・デメリット

ICL

メリット

ICLは近視戻りが少ないため、術後何年経っても、手術後と同じ見え方を維持することができます。また、角膜を削ることがないため、歪みやブレが少なく、自然でクリア、立体感のある鮮やかな見え方を取得することが可能です。

強度近視や角膜が薄い人など、レーシック不適応の場合でも対応することができます。また、レンズを取り出せば元の状態に戻すことが可能です。そのため、将来、白内障などの眼疾患になった場合に治療の選択肢が狭まることはありません。

耐久性や生態適合性に優れた眼内コンタクトレンズを使用しているため、日常的なメンテナンスなしで半永久的に使用することができます。

デメリット

保険適用外の自由診療となるほか、オーダーメイドのレンズを製作するため、費用が高い傾向にあります。また、手術自体の時間は短くて済みますが、レンズの在庫がない場合、レンズの準備に数ヶ月かかる場合も。

ICLに限らず外科手術となるため、術後のハロー・グレア、感染症や炎症などの副作用やリスクがあることへの理解が必要です。また、術後しばらくは、運転や仕事、スポーツなどに制限がかかります。

稀に挿入したレンズのサイズや度数が合わないことがあり、眼圧上昇や乱視軸のずれなどを解消するために、再手術が必要となることがあります。

ICLのメリット・デメリット
について詳しくみる

オルソケラトロジー

メリット

コンタクトレンズを装着するだけの視力回復治療であるため、手術に心理的な不安を抱えている人でも対応できるほか、ICLと比較して費用を抑えることができます。また、学童期の子どもが対象であるため、成長期の近視進行の抑制が期待できます。

就寝中のみのコンタクトレンズ装着となるため、日中に激しいスポーツをする場合でも裸眼で対応することができます。また、治療を中止すれば1ヵ月程度で角膜が元の状態に戻ります。

デメリット

治療の適応が中程度の近視までに限られており、治療開始から矯正効果がでるまでには時間がかかるほか、効果を維持するためには治療を継続する必要があります。

就寝前にコンタクトレンズを装着し、起床時に外さなければならないほか、レンズケアの手間がかかります。また、一般的なコンタクトレンズと同様に、角膜炎や角膜上皮障害などの合併症が起こる可能性があります。

ICLと同様にハロー・グレア現象が生じて、夜間に光がにじんで見えることがあるため、夜間の異動や車の運転などに支障をきたす場合があります。

長期間適度な視力を
維持したいならICL

ICLは、一度手術をするだけで半永久的に使用することができ、メンテナンスの必要もありません。また、レンズは耐久性にも優れているため、長期にわたってクリアで鮮やかな視界を維持することができます。さらに、手術適応範囲が広く、トラブルや眼疾病が生じた際には、レンズを取り除いて元の状態に戻すことも可能です。

このサイトでは、東北エリアでICLに対応しているおすすめの眼科クリニックを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

費用・特徴でわかる!
東北(仙台・福島・いわき・山形)のICL5院まとめ

参照元:先進会眼科公式HP(https://senshinkai-clinic.jp/column/article/21/)

参照元:40歳からのICLガイド│素敵な"らがんらいふ(金沢文庫アイクリニック監修)(https://www.naked-eye-life.com/difference/orthokeratology.html)

参照元:経堂こうづき眼科公式HP(https://www.kozuki-eyeclinic.com/blog/ortho-k-treatment-cost/)

当サイト掲載の医療行為(ICL手術)について
  • ICL手術に通常必要とされる治療内容
    ・手術前:適応検査、術前検査
    ・手術当日:ICLの挿入手術
    ・手術後:検査・診察
  • 治療期間・回数:10分程度の日帰り手術(1回)
  • 標準的な費用:約600,000円〜700,000円程度(※当サイト掲載クリニックの情報をもとに編集チームが独自算出)
  • 主なリスクや副作用
    ・夜間の光のにじみやまぶしさ(ハロー・グレア)
    ・術後の細菌感染による眼内炎症

本サイトの情報は一般的な医療知識の提供を目的としており、医師による診断・治療の代わりとなるものではありません。
実際の手術可否や対応方針については、必ず医療機関にてご相談ください。

東北でICLを受けるなら信頼できるクリニック5選

ICLの昨年実績は1,000件超※1
眼内手術専門のクリニック

ASUCAアイクリニック
022-796-5100
ASUCA手術室 引用元HP:ASUCAアイクリニック
https://asuca-eye.com/about.html
  • 仙台

アクセス:JR仙台駅 徒歩2分

※2024年1月~12月の実績:1,048眼(2025年3月調査時点)

長年にわたりICLを提供する
信頼と安定の老舗クリニック

佐藤裕也眼科医院
0120-584-049
佐藤裕也眼科白内障などの手術室 引用元HP:佐藤裕也眼科医院
https://sendai-lasik.jp/introduction/
  • 仙台

アクセス:地下鉄五橋駅 徒歩3分/JR仙台駅 徒歩10分

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医療グループならではのICL治療

アイケアクリニック福島院
024-526-0006
アイケア福島医療機器 引用元HP:アイケアクリニック福島院
https://eye-care-clinic.jp/fukushima/about
  • 福島

アクセス:JR福島駅 徒歩3分

駅直結・土曜・祝日診療ありの
通いやすいICLクリニック

えきポレ眼科クリニック
0246-23-3001
えきポレ手術室 引用元HP:えきポレ眼科クリニック
https://ekipole-eye-clinic.com/clinic/
  • いわき

アクセス:JRいわき駅 徒歩3分

入院設備完備、
地域に根ざしたクリニック

山形眼科
023-626-0020
山形眼科検査室 引用元HP:山形眼科
https://www.yamagata-eye-dental.com/eye
  • 山形

アクセス:山交ビルバスターミナル 徒歩2分

■ 調査対象・選定基準(2025年2月21日・3月5日調査)
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使用KW:「東北 ICL」「青森 ICL」「岩手 ICL」「山形 ICL」「宮城 ICL」「福島 ICL」